Titanium Mobileを使った、Android開発をはじめました

Android開発を勉強しはじめたのですが、Android開発は、Android SDK + Eclipseによる開発が現状のデファクトと言っていいでしょう。(将来的にはHTML5+Javascriptに世界は流れると考えています。)
しかーし、私はひねくれ者なのでTitaniumやHTML5+Javascript(WebView)を使って、Androidアプリを開発してみたいと思います。まずは、Titaniumを使ったAndoridアプリからはじめます。Titaniumは、iPhoneアプリも作れるので出来れば両方で動かすことをやってみようと思います。


Titanium MobileはJavascript言語で記述し、iPhoneAndroidなどのネイティブアプリを作ることができる開発ツールです。
WindowsMacLinux用の開発ツールがAppcelerator'より提供されています。※iPhoneアプリを作るには、iOSSDKが必要なのでMacが必要です。
http://www.appcelerator.com/products/titanium-mobile-application-development/


Sign upすることで、開発ツールをダウンロードすることができます。
Androidアプリを開発するには、その他にAndroid SDKJDKが必要となります。それら3点をインストールします。インストール手順は割愛します。(私のインストールしたバージョンはTitanium Studio, build: 1.0.1.201106171427です)


起動すると下記のような画面が立ち上がります。

左側にあるCreate Projectを選択するか、FileメニューからNewを選択します。
WizardよりTitanium Mobile Projectを選択します。

Project name、App Id、Company/Personal URLを入力します。※App Idは、「.」区切りの2つ以上のワードを指定する必要があります。Project nameと同じにしていたらエラーになりました。
入力が終わったら、configure...を選択します。

Titanium SDK Directory、Android SDK Directoryを指定します。また、Default Android SDKを選択します。※Androdi SDKは2.x以上を選択すること。1.6で動かずはまりました。
OKボタンを押下、もとの画面に戻ります。

Deployment targetsより、AndroidにチェックをつけNextボタンを押下します。

Finishボタンを押下します。

自動でソースとリソース類が生成されます。
tiapp.xmlを確認します。Wizardで設定した内容が確認できます。

app.jsを確認します。タブ、ラベル、ウィンドウなどを組み合わせたソースが生成されています。
このままの状態で、起動してみます。メニューよりRunを選択し実行します。

Androidエミュレーターが起動し、アプリケーションが立ち上がってきます。※ソースを見る限り、タブにアイコンが表示されそうですが表示されていませんね。

タブをタッチするとウィンドウが切り替わります。

ソースを見る限りは理解しやすそうな感じです。あとは提供されているAPIを理解し、いかに組み合わせるかを学ぶ必要がありあそうです。
また、マルチプラットフォームをターゲットにする場合は、Android独自の部分、iPhone独自の部分の理解も必要になってきそうです。